猛暑の中の閉所
夏が来る度思い出すあの出来事
成田から2回乗り継ぎ、たどり着いた灼熱のカイロ
空港に到着するや否や観光はスタート
添乗員のワタクシは皆さまを引率し、眠気と戦いながらギザのピラミッドへ向かいました
外側にある入り口から入ると、地下へ向かってどんどん下ります
天井が低いので前かがみ、猛烈な熱さと湿度、オマケにカビ臭さ
閉所恐怖症にはおどろおどろしい場所です
どこまでも狭い階段を下ってゆくと水平な広い通路に到達
すると突然足元から全身に走る悪寒
暑いのにゾクゾクッとし、おまけに襲いくる吐き気🤢と息苦しさ🏀
うわーこりゃダメだわ
これ以上進めない
先頭を行く現地ガイトさんを呼び、業務用を投げ出し 流れに逆らって一人入り口から脱出したのでした
そして外に出た途端、嘘のように悪寒と吐き気は消え失せたのでした
一体、アレは⁇
終の住処を荒らす観光客を連れてきたワタクシへの.怒り?はたまた奴隷の憑依😱
ツアーでは墓場古墳などを訪れました
ピラミッドに次ぐのはイタリアのローマ時代のカタコンベ、共同墓地です
地下深く何層にも重なって、迷路のように曲がりくねりながら続く暗闇
現在は空で穴だけが残されていますが、当時は何千体が葬られていたそうです🥶
添乗員は常にグループの最後尾を行きます
こんな場所だと背中にナニかを背負ってしまいそうです....
こんなツアー後、無意識に首や背中をパッパと払うのが習慣となり、役に立っております
アーメン🙏